米国の制裁の影響を受け、SMICは無知を表明

米国は中国最大の半導体メーカーに対する制裁を開始した。ロイター通信は、米国商務省が発行した書簡によると、SMICへの特定機器のサプライヤーは輸出許可を申請する必要があると報じた。

これは、米国防総省が今月初めにSMICをブラックリストに載せることを検討していると発表したことを受けてのことだ。米政府機関は、SMICへの輸出は最終的に「軍事目的」に転用される可能性があり、「容認できないリスク」をもたらす可能性があると結論づけた。

SMICは通信大手の華為技術(ファーウェイ)に次いで米国の貿易制限の影響を受ける2番目の中国テクノロジー企業となった。米国は華為技術(ファーウェイ)をいわゆるエンティティリストに載せ、ファーウェイがサプライヤーからハイエンドチップを入手することを制限した。関係者らは、SMICに対する米国の現在の措置により、米国内の重要なソフトウェアやチップ製造装置へのSMICのアクセスが遮断されるだろうと指摘している。

出典:SMIC公式サイト

SMICは、これらの制限に関する正式な通知は受け取っておらず、米国商務省と交渉を続けていると述べた。 SMICは、同社は民間および商業エンドユーザーにのみサービスを提供しており、中国軍とのいかなる関係も否定したと述べた。

ロイター通信の報道によると、米国商務省は土曜日(9月26日)、SMICに関する具体的なコメントは避けたが、産業安全保障局は「米国の国家安全保障と外交政策上の利益に対する潜在的な脅威を継続的に監視し、評価している」と述べた。

SMICは米半導体メーカークアルコム(クアルコム)のファウンドリであり、アナリストらはSMICへの制裁はクアルコムにも影響するとみている。クアルコムは SMIC の 2 番目に大きな顧客です。

SMICの公式ウェブサイトによると、同社の正式名称はSMIC Manufacturing Co., Ltd.で、本社は中国の上海にあります。 SMIC のビジネスは、上海、北京、天津、深セン、香港、台湾、日本、米国、ヨーロッパをカバーしています。 2019年末時点で、同社の従業員数は約1万6000人だった。

制裁の噂に関して、SMICもプレスリリースを発表し、「SMICは民間および商業エンドユーザーにのみ製品とサービスを提供している。同社は中国軍とは何の関係もなく、いかなる軍事エンドユーザー向けの製品も製造していない。」 " (主な情報源: VOA 中国語)

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